肘の過伸展そんなに良くないの?放ったらかしにしないで!!なぜ過伸展を直さないの?過伸展してはいけない本当の理由を分かっていますか?
A子:前回のピラティスラバーで「膝の過伸展」について話しましたが、膝同様に「肘の過伸展」のお客様も多く見られます。肘が過伸展している時は、「肘をわずかに緩めてください」などと声掛けをしますが、一瞬良くなったとしてもまた直ぐに過伸展に戻ってしまいます。そこまで大事なことだと認識されないため持続しないです。
J:肘の過伸展、お客様だけでなくインストラクターにも本当に多いですよね。何回声を掛けても、肘過伸展に戻ってしまう光景はよく見かけますね。お客様になぜ肘過伸展が良くないのか、その理由を伝えて正しい肘の状態をお伝えするためにもインストラクター自身が先ずは知る必要がありますよ。
A子:肘過伸展と伝えてもお客様自身に自覚が無いことがほとんどです。肘の過伸展がどんな状態なのかを分かっていない人もいると思います。コース中に指摘をされても、なぜそれが良くないのかその理由を教えてもらったことはなかったと思います。インストラクターも本当の理由を知らない人が大半ではないでしょうか?
J:そうですね!それでは、「肘の過伸展」について自分自身でも意識できるように、そしてお客様にも説明できるように、しっかり確認して行かないといけませんね! それでは一緒に確認していきましょう!!
------------------目次------------------
肘過伸展とは?
肘過伸展の見方とは?理想の状態とは?
なぜ肘が過伸展してしまうの?どんな時に肘が過伸展する?肘が過伸展するとなぜ良くないの?エクササイズで原因を探っていきましょう
肘が過伸展しやすいエクササイズ
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肘過伸展とは?
動きの中でも止まっている時でも、肘を突っ張るように伸ばす、伸ばし切ってしまう。四つん這いでは内肘が完全に正面を向いてしまう、肘で重心を支えようとするなど、肘関節を圧迫して使っている状態のことを「肘の過伸展」と言います。 関節を圧迫して保とうとして肘を使っているため、肘のコントロールがしにくくなります。 肘過伸展の判断は、前からと横から見ることが多いですが、見方の判断を誤ってしまい騙されてしまっていることも多々あります。 実は騙されやすい肘の見方の指標があり...
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