大学の解剖学でも勉強できない筋膜について
Jacquinです。十数年前に初めてmerrithewのZEN・GAに触れたとき、その内容の多くが大学や一般的な認識とは全く逆のものでした。例えば、「ストレッチをたくさんすればするほど筋肉は硬くなる」とか、「動作は大きければ良いというものではなく、精確さが重要である」などです。最初にこれらの情報を受け取った時、皆さんが今感じているように「そんなことあり得るのか?」と思いました。 しかし、この十数年間で多くの試行錯誤を繰り返し、さまざまなケースに出会いました。そして得た結論は、筋膜に関する情報が完全に正しいということです。皆さんが直面して解決できない問題も、筋膜の概念を用いれば完全に解決できることがわかりました。では、なぜこれらの筋膜に関する情報がまだ広まっていないのかというと、それは私たちが筋膜についての理解がまだ少なすぎるからです。私が大学で解剖学を学んでいたとき、筋膜は最初に完全に取り除かれる組織でした。今の医学部生や理学療法の解剖学の授業でも同じだと思います。 この文章を皆さんと共有したい理由は、私が長年にわたって言いたかったことを全て言い表しているからです。だからこそ、この記事を日本語に翻訳して、皆さんにシェアすることにしました。
------------------目次------------------
筋膜と回復力とは?
筋膜とは?
筋膜と迷走神経
筋膜のトラウマ反応における役割
神経受容Neuroception
最適なゾーンにいるかどうかの判断方法経
身体感覚、筋膜、迷走神経
身体と対話する
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筋膜と回復力とは?
朝起きたとき、首に痛みやコリを感じたことはありませんか?寝ている間に変な姿勢になっていたのか、夢を見て寝返りを繰り返していたのかもしれません。あるいは、前日のストレスや将来の心配事が原因かもしれません。少し不思議に感じるかもしれませんが、昨夜の食事や何年も前に起きた出来事が影響していることも考えられます。 私たちは、ストレスが体の筋肉に緊張として現れることを何となく感じていますが、心と体のつながりに目を向けると、筋膜(ファシア)が...
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