腹筋が足りないからセミサークルができない?中級ピラティスエクササイズが苦手な方必見!
チェア、バレル、キャデラックのプログラミングが分からない
A子:先生、セミサークルが上手くいかないのは、腹筋が足りないことに問題がありますか?
J:腹筋は原因の一つですね。筋肉だけじゃない時もあります
A子:筋肉以外、何が足りないのですか?
J:筋力が足りない時もありますが、筋肉を働かせる順番が間違っている時もあります。
ピラティスインストラクターからの質問の第一位は“腹筋が足りないから○○○できないですか?”です。実は上手く動けない理由には筋力以外にも原因があります:筋肉を働かせる順番が違っている、正しい関節から動いてなかった、安定したい部位が不安定になっている、主要筋が働いてない...などなど。エクササイズをうまく行うためには、五原則の意識はもちろん、動きから分析した方がわかりやすいです。この文章はリフォーマーだけではなく、キャデラック、チェアやバレルをプログラミングに入れたい時、どんなエクササイズをチョイスしたらいいがわからない方にオススメです。
-------------目次------------
1、できない中級エクササイズは毎日繰り返すと上達する?
2、例のセミサークルを上達したい
3、中級に向けてのコアトレーニング
4、プログラミングの順番はありますか?
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できない中級は毎日繰り返し練習すれば上達する?
ピラティスインストラクターがコースを終了した後、中級エクササイズを一刻も早く出来るようになりたいからと同じエクササイズばかり練習しがちです。想像してみてください、野球のピッチャーが上達するため、ひたすらボールを投げるだけで十分だと思いますか?体力、関節可動域、下半身の安定、などなど様々なトレーニングが必要です。中級エクササイズもそれと同じ、難しいエクササイズを毎日何回も練習したら良い訳ではなく、この動きの構成を分析して、段階を踏むためのエクササイズが必要です。
では、どうやって段階を踏みますか? 皆さま大好きセミサークルを例として話したい...
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