肩関節の運動学についてもっとデープな話
A:自分の左肩を痛めて以来、肩甲骨の動きが悪くなりあらゆるエクササイズを試しても回復しません
J:肩甲骨と肩のリズムをチェックしましたか?
A:リズムとは何ですか?そんなのがあるのですか?
この数年間多くのピラティスインストラクターと出会った中で、皆さま口を揃えておっしゃっていたこと、
「肩甲骨の動きの見方が全然わからない」
「自分の肩甲骨の動きも硬くうまくいかない」
「40肩のお客さまの変化が少ない」
「翼状肩甲骨が全然治っていない」
肩甲骨は「軸骨」の一部ではなく「種子骨」であり、デコレーションみたいな存在です。そのような理由から肩甲骨は「配置」ではなく、「動きと安定性」の両方ともに必要です。安定し過ぎると動きは悪くなり、その逆に動き過ぎると安定性が足りなくなります。それは難しいところですが、すごく興味深いところでもあります。 もちろん、難しいと思ってるインストラクターは多いと思いますが、この課題をクリアできたなら、着眼点はより広がると思います。 今日は肩甲骨について、さらに掘り下げていきましょう!
------------------目次------------------
なぜいくら練習しても肩甲骨の動きは不安定?
肩と肩甲骨リズムとは?
肘過伸展と肩甲骨の安定性
----------------------------------------
なぜいくら練習しても肩甲骨の動きは不安定?
J:肩甲骨を安定させる前提は何ですか?
A:え?前鋸筋を鍛えることでしょうか?
なぜ肩甲骨が不安定?
なぜ肩甲骨の動きが悪い?
なぜ肩の痛みずっと治らない? 自分の腕のワークアウトもイマイチ…など このようなイントラからの疑問の声を頻繁に耳にします。 結論つ脊椎ニュートラルがまだうまく意識できてないから。 肩甲骨に繋がる...
------------------more------------------
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
すべての記事が読み放題、年間会員のお悩みにお答えします!