正しくできると腕で「よいしょ」は要らない
A:先生、チェアの腕のシリーズはいつも避けています…
J:全身の力の連結がきちんとできるとそれほど難しくありませんよ!
A:スプレッドイーグルもそうなのですか?腕の力が全然なくて…
J:エクササイズのことを何か勘違いしているようですね、一緒にチェックしていきましょう!
リフォーマーの養成を終えてチェアのコースに進み、腕のエクササイズで自信を無くした方は少なくないと思います。そして、チェア養成を終えて何年経っても腕のシリーズをずっと避けている、またはなかなか上手にならないという声もよく聞きました。
ご存知の方も多いと思いますが、チェアは体操選手のために作られたマシンです。体操選手は腕だけでのパフォーマンスではなく、実は全身を使っています。ですのでチェアのエクササイズも同じです。腕と全身の連結が上手くできたなら、エクササイズ自体は難しくありません。これもまたリフォーマーの腕エクササイズとの一番大きな違いです(特に初級)。特にスプレッドイーグルのようなコーディネーションが多い動きは、全く誤魔化しが効きません。 そこで今日はチェアのスプレッドイーグルについて話していきたいと思います。
------------------目次------------------
スプレッドイーグルは腕で「よいしょ」は要らない
スプレッドイーグルはどんな動き?
スプレッドイーグルができるためには?
スプレッドイーグルの指導ビデオ
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スプレッドイーグルは腕で「よいしょ」は要らない
J:スプレッドイーグルを成功ささせる為の決め手は何だと思いますか?
A:腕の力ですか?
J:もちろんそれも足りないとダメですが、腕は一番のポイントではありません。
A:肩甲骨のこと?
良くある話ですが、チェアの腕のシーリズが上手くいかないことを腕力のせいにしがちです。実は成功の鍵は全身の力を最後までキープすることだけです。ここまで読んで、自分は全然力を抜いてないと思うでしょうか?実はスタートポジションから抜いてしまうことがほとんどです ...
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