五原則は六つになった?六番目のストットピラティス原則は下肢のアライメント?
股関節-膝-足首のアライメント
マットコースではあまりお話していなかった「下肢のアライメント」、リフォーマーコースを終了したインストラクターの皆様にはお分かりいただけると思いますが、実はこれが新しいストットピラティス原則の6番目になります(元の五原則+下肢のアライメントは新しい原則=ストットピラティス原則)。
私達は毎日歩行をしています。上半身の体重、地球の引力、地面からの反動などの力を骨盤と下肢から得て反応やバランスを取らなければなりません。運動をすればするほど、知らないうちに股関節、膝や足首が痛くなったり、腰や背骨の機能にも影響を与えるかもしれないです。
マットエクササイズには立位が少ないですが、仰向け、うつ伏せ、横向きなどのポジションでも常に下肢のアライメントを意識するべきです。 そこで今日は下肢について詳しく話していきたいと思います。
-------------目次------------
1、下肢の機能チェインとは?
2、アライメントはどこ見るべき?
3、なぜアライメントは大事ですか?
4、なぜ下肢のくせが出やすい?
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下肢の機能チェインとは?
下肢は3つの独立関節:股関節、膝関節、足関節と関節周りの筋肉達が一緒に働いている、下半身の機能チェインになります。下半身の機能性をチェックする着眼点はありますか? まずは身体を移動する際に必要なことは、関節の可動域と筋肉の柔軟性、そして違う地面に対してのバランスコントロールと強さですが、股関節だけではなく、膝関節と足関節の完全可動域を維持する事は非常に大事です。 完全可動域を維持するには4つの要素があります:
1、アライメント
2、柔軟性
3、動き健全...
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