胸郭についてディープな話!ピラティスインストラクターのマスターになる為に知っておくべきこと
A子:先生、コースでストットピラティス原則の胸郭ついて学びましたが、胸郭の配置がよくわかりません…
J:胸郭について理解することは難しいですが、あらゆる状態の時も胸郭の配置は重要です
胸郭が前に飛び出してしまうと胸椎の前弯が強くなり、胸椎の自然な後弯がなくなってしまいます。それゆえ胸椎はフラット気味になります。また飛び出す度合いによっては、胸椎の前弯が強くなり過ぎることで、腰椎の過伸展になり反り腰になってしまいます。
A子:胸郭は胸椎だけでなく腰椎にも影響があるのですね!
J:そうです。胸椎と腰椎の動きがうまく引き出せない、コントロールができない人は胸郭を見直した方が良いでしょう〜
腰椎を見るとき、骨盤は見ますがその時に骨盤だけではなく、胸郭も一緒に見るようにしましょう。
-------------目次------------
胸郭とは?
胸郭の配置とは?
胸郭と胸椎が関節面で接していことによる影響とは?
胸郭のあるある-1
胸郭のあるある-2
胸郭のあるある-3
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胸郭とは、肋骨、胸骨、胸椎からなる鳥かご状の部分で、胸郭は骨盤の真上にあります。肋骨下部と骨盤の間には全ての腹筋が付いており、腹筋を正しい出力で使うためにも胸郭の配置が重要になります。 また、胸椎と肋骨は、関節面で接していますので、胸椎の動きにも影響があります。 胸郭は、体を正面から見た時、横から見た時も骨盤の真上にあるようにしてください。 世界最古の木造建築法隆寺の五重塔、横浜ランドマークタワーも骨盤の真上の胸郭がある状態と似ています。土台の真上に積み建てています。胸郭と骨盤の状態も...
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